筑波山神社 | 茨城県のパワースポット完全ガイド【アクセス・ご利益・周辺情報】

茨城県つくば市に位置する筑波山神社は、関東平野を見渡す霊峰・筑波山の中腹に鎮座する、約3,000年の歴史を誇る古社です。「西の富士、東の筑波」と称されるほど古くから信仰を集め、万葉集にも詠まれた名山をご神体として祀っています。年間約100万人の参拝者が訪れる、関東屈指のパワースポットです。

御祭神は筑波山の二つの峰に宿る「筑波男大神(いざなぎのみこと)」と「筑波女大神(いざなみのみこと)」。日本神話で国生みを行った夫婦神を祀ることから、縁結び・夫婦円満のご利益で特に知られています。

境内に立つと、まず目に入るのが樹齢約800年の大杉「御神木」です。幹周り約9メートルの巨木は、訪れる人に圧倒的な存在感で迫ります。背後には双耳峰の筑波山がそびえ、男体山(871m)と女体山(877m)の美しいシルエットが神々しく輝きます。ケーブルカーやロープウェイで山頂に登れば、関東平野を一望する絶景とともに、山頂の本殿で参拝することもできます。


Table of Contents

このスポットの魅力

歴史と由緒

筑波山神社の創建は、第10代崇神天皇の時代(紀元前97年頃)に遡るとされ、約3,000年の歴史を持つ関東最古の神社の一つです。筑波山そのものがご神体として崇められ、古代から「神の山」として信仰を集めてきました。

万葉集には筑波山を詠んだ歌が25首も収録されており、古代日本人がいかにこの山を特別視していたかがわかります。特に有名なのは「筑波嶺の峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる」という歌で、男体山と女体山から流れる川が合流する様子を恋愛に例えています。

平安時代には「筑波山寺」が建立され、神仏習合の聖地として栄えました。鎌倉時代以降は武家からも篤い崇敬を受け、徳川家康は関東入国後、筑波山神社に500石の社領を寄進しています。現在の拝殿は寛永10年(1633年)に三代将軍徳川家光が寄進したもので、国の重要文化財に指定されています。

明治時代の神仏分離により、筑波山寺は廃され、現在の筑波山神社の形となりました。しかし、境内には神仏習合時代の名残が各所に見られ、独特の雰囲気を醸し出しています。

建築と自然の特徴

筑波山神社の社殿は、豪華絢爛な桃山様式を取り入れた建築で知られています。特に拝殿は徳川家光寄進のもので、極彩色の彫刻と金箔が施された荘厳な造りは必見です。本殿は男体山頂と女体山頂にそれぞれ鎮座しており、登山やケーブルカーで参拝することができます。

境内の「御神木」は樹齢約800年、幹周り約9メートルの大杉で、神社のシンボルとして崇められています。その他にも樹齢数百年の杉や檜が立ち並び、神聖な森を形成しています。

筑波山自体は標高877メートルと決して高くありませんが、関東平野の中に独立峰としてそびえるため、その存在感は抜群です。男体山と女体山の双耳峰が並ぶ姿は「紫峰」とも呼ばれ、夕日に染まる姿は格別の美しさです。山中には奇岩・怪石が点在し、「弁慶七戻り」「母の胎内くぐり」など、自然が造り出したパワースポットが数多く存在します。

このスポットならではの特徴

筑波山神社最大の特徴は、山全体がご神体であることです。山麓の拝殿から山頂の本殿まで、筑波山そのものが一つの大きな神域となっています。この「神体山信仰」は日本古来の自然崇拝の形であり、筑波山神社はその代表格とされています。

また、男体山と女体山という二つの峰に夫婦神を祀る形式は、日本でも珍しいものです。この構造から、縁結び・夫婦円満のパワースポットとして全国的に知られるようになりました。

毎年4月1日と11月1日に行われる「御座替祭」は、筑波山神社最大の祭礼です。神職が山頂と山麓の神衣を交換する神事で、春は山頂から山麓へ、秋は山麓から山頂へと神様の衣を運びます。この祭礼に合わせて参拝すると、特別なご利益があるとされています。


ご利益・期待できる効果

✨ 知られているご利益

筑波山神社は、夫婦神を祀ることから多彩なご利益で知られています。

縁結び・恋愛成就:イザナギ・イザナミの夫婦神を祀ることから、良縁を求める参拝者が後を絶ちません。境内の「縁結びの樹」は、特に人気のパワースポットです。

夫婦円満・家庭円満:国生みの神話で知られる夫婦神のご利益として、夫婦和合、家族の絆を強める力があるとされています。

子授け・安産:イザナミは多くの神々を産んだ女神であることから、子宝祈願、安産祈願にも霊験あらたかとされています。

商売繁盛・事業成功:筑波山の「つくば」は「実る」に通じるとされ、事業や商売が実を結ぶご利益があります。

心願成就:山全体がご神体であることから、あらゆる願い事を包み込む大きな力があるとされています。

✨ このスポット特有のエネルギー

筑波山神社は「調和」と「結びつき」のエネルギーに満ちた場所です。男体山と女体山という陰陽の調和、夫婦神の和合—これらが象徴するように、物事のバランスを整え、人と人との縁を結ぶ力が宿っているとされています。

特に女体山の山頂は、関東平野を一望できる絶景ポイントであると同時に、強い霊気を感じる場所として知られています。晴れた日には富士山、東京スカイツリー、太平洋まで見渡せ、大地のエネルギーを全身で受け取ることができます。

✨ 体験談

「婚活に疲れていた時に参拝しました。縁結びの樹に願いを込めたところ、3ヶ月後に今の主人と出会いました。今でも毎年お礼参りに訪れています。」(30代女性・東京都)

「夫婦で登山しながら参拝しました。山頂の本殿で二人で手を合わせた後、不思議と絆が深まった気がします。結婚10周年の記念になりました。」(40代夫婦・埼玉県)


ベストな訪問時期

春(3月〜5月)

4月上旬〜中旬は桜、4月下旬〜5月上旬はツツジが見頃。山麓から山頂へと花が咲き上がっていく様子が楽しめます。4月1日の「御座替祭」は年間最大の祭礼。気温15〜22℃で登山にも最適な季節です。
おすすめ度:★★★★★

夏(6月〜8月)

新緑が美しく、避暑地としても人気。8月は「夏越祭」が行われ、茅の輪くぐりで穢れを祓えます。山頂は麓より5〜6℃涼しく、真夏でも快適に参拝できます。ただし登山は熱中症に注意。
おすすめ度:★★★☆☆

秋(9月〜11月)

10月下旬〜11月中旬の紅葉シーズンは筑波山の最も美しい季節。山全体が赤や黄に染まり、ロープウェイからの眺めは絶景です。11月1日の「御座替祭」も見どころ。気温12〜20℃で登山日和。
おすすめ度:★★★★★

冬(12月〜2月)

空気が澄み、山頂からの眺望が最も良い季節。関東平野越しに富士山がくっきり見えます。初詣は約15万人が訪れる人気スポット。気温0〜10℃で防寒対策必須。積雪時は登山道注意。
おすすめ度:★★★★☆

おすすめの時間帯

早朝(6:00〜8:00):参拝者が少なく、清々しい空気の中で参拝できます。朝霧に包まれた筑波山は幻想的。

午前中(9:00〜11:00):ケーブルカー・ロープウェイの始発に合わせて参拝。午後より混雑が少ない。

夕方(16:00〜17:00):西日に照らされた社殿が美しい時間帯。夕日に染まる筑波山の「紫峰」も見どころ。

参拝・見学ガイド

基本的な参拝作法

1. 大鳥居:一礼してからくぐります。参道の端を歩きましょう。

2. 手水舎
– 右手で柄杓を持ち、左手を清める
– 左手に持ち替え、右手を清める
– 再び右手に持ち、左手で水を受けて口をすすぐ
– 柄杓を立てて柄を清める

3. 拝殿での参拝
– 賽銭を静かに入れる
– 鈴を鳴らす
– 二礼二拍手一礼

4. 山頂本殿への参拝
– ケーブルカーまたは登山で山頂へ
– 男体山本殿、女体山本殿それぞれに参拝

見どころと回り方

推奨ルート(所要時間:約3〜4時間)

1. 大鳥居・参道(10分):石畳の参道を歩く
2. 神橋・随神門(5分):重要文化財の門をくぐる
3. 拝殿(15分):徳川家光寄進の社殿に参拝
4. 御神木(大杉)(5分):樹齢800年の巨木にパワーをいただく
5. 縁結びの樹(5分):良縁祈願のパワースポット
6. ケーブルカーで山頂へ(8分):宮脇駅→筑波山頂駅
7. 男体山本殿(20分):男体山頂に鎮座
8. 女体山本殿(30分):女体山頂に鎮座、絶景ポイント
9. 奇岩めぐり(30分):弁慶七戻り、母の胎内くぐりなど
10. 下山・授与所(10分):御朱印・お守りをいただく

御朱印・お守り情報

御朱印

  • 初穂料:500円
  • 受付時間:9:00〜16:00
  • 山麓の社務所と山頂でいただけます

人気のお守り

  • 縁結守(800円):夫婦神のご利益
  • 夫婦守(1,000円):ペアのお守り
  • 安産守(800円):イザナミのご利益
  • 登山安全守(500円):登山の無事を祈願

服装・持ち物

  • 登山の場合は登山靴、トレッキングシューズ必須
  • ケーブルカー利用でも歩きやすい靴
  • 山頂は麓より5〜6℃低いため上着持参
  • 夏は帽子・水分補給必須
  • 冬は防寒対策(手袋、ニット帽など)

スポットの基本情報

📍 アクセス

所在地:茨城県つくば市筑波1番地

車でのアクセス

  • 常磐自動車道・土浦北ICから約30分
  • 北関東自動車道・桜川筑西ICから約40分
  • つくばエクスプレス・つくば駅から車で約30分

公共交通機関

  • つくばエクスプレス「つくば駅」からシャトルバス「つくば神社入口」行き約40分、終点下車徒歩約10分
  • JR常磐線「土浦駅」からバス約50分

駐車場:市営駐車場あり(普通車500円、約450台)

📍 拝観情報

  • 参拝時間:境内自由(授与所9:00〜16:00)
  • ケーブルカー:9:00〜17:00(季節により変動)片道590円、往復1,070円
  • ロープウェイ:9:00〜17:00(季節により変動)片道630円、往復1,120円
  • 定休日:なし(ケーブルカーは検査日休止)
  • 所要時間:山麓のみ1時間、山頂含めて3〜4時間

📍 問い合わせ

  • 電話:029-866-0502
  • 公式サイト:https://www.tsukubasanjinja.jp/

周辺情報

近くの観光スポット

筑波山(登山・ケーブルカー)
男体山(871m)と女体山(877m)の双耳峰。ケーブルカーとロープウェイで気軽に山頂へ。登山道も整備されており、初心者でも挑戦可能。

筑波山梅林(車で5分)
約1,000本の梅が咲き誇る名所。2月中旬〜3月中旬が見頃。筑波山を背景にした梅の花は絶景。

つくばエキスポセンター(車で30分)
科学技術をテーマにした博物館。プラネタリウムや体験展示が人気。

おすすめグルメ

つくばうどん(筑波山周辺)

筑波山京成ホテル

  • 筑波山中腹のホテルレストラン
  • おすすめ:つくばうどん御膳(1,500円)、常陸牛ステーキ(3,800円)
  • 営業時間:11:30〜14:00
  • 定休日:なし

沼田屋本店(神社門前)

  • 創業100年以上の老舗
  • おすすめ:かりんとう饅頭(150円)、福来みかん大福(200円)
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:不定休

一の矢八坂神社前 手打ちそば処

  • 地元産そば粉使用
  • おすすめ:天ざるそば(1,400円)、けんちんそば(1,100円)
  • 営業時間:11:00〜15:00
  • 定休日:水曜

コマ展望台レストラン(山頂)

  • 山頂からの絶景を楽しみながら食事
  • おすすめ:つくば鶏親子丼(1,200円)、山菜うどん(900円)
  • 営業時間:10:00〜16:00
  • 定休日:なし

お土産

  • かりんとう饅頭:筑波山名物の揚げ饅頭
  • 福来みかん:筑波山麓産の小みかん
  • ガマの油:筑波山の伝統的な軟膏
  • 縁結守:筑波山神社オリジナル

モデルコース

半日コース(約4時間)
9:30 筑波山神社到着
10:00 拝殿参拝・御神木
10:30 ケーブルカーで山頂へ
11:00 男体山本殿・女体山本殿参拝
12:00 山頂で昼食
13:00 下山・お土産購入
13:30 出発

1日コース(約7時間)
9:00 筑波山神社到着
9:30 拝殿参拝・境内散策
10:30 登山開始(白雲橋コース)
12:30 女体山本殿参拝・昼食
13:30 奇岩めぐり・男体山本殿参拝
14:30 ケーブルカーで下山
15:00 門前町散策・お土産
16:00 出発


訪問者の口コミ・体験談

「縁結びのご利益を実感」(20代女性・千葉県)
「友人に勧められて参拝しました。縁結びの樹に真剣に祈願したところ、翌月に素敵な出会いがありました。今は婚約中です。本当に感謝しています。」

「登山と参拝の両方楽しめる」(50代男性・神奈川県)
「体力に自信がなかったのですが、ケーブルカーを使えば気軽に山頂まで行けました。女体山頂からの眺めは最高で、富士山まで見えました。山全体が神様という考えに感動しました。」

「紅葉シーズンは格別」(40代カップル・茨城県)
「地元ですが、紅葉の季節に初めてロープウェイで登りました。真っ赤に染まった山肌と関東平野の眺めは、言葉を失うほど美しかったです。」

よくある質問

Q: 登山初心者でも山頂まで行けますか?

💡 A: ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、登山なしで山頂に行けます。登山の場合も、白雲橋コース(約90分)は初心者向けです。

Q: 男体山と女体山、どちらの本殿から参拝すべきですか?

💡 A: 特に決まりはありませんが、ケーブルカー利用の場合は男体山が近く、ロープウェイ利用の場合は女体山が近いです。

Q: 駐車場は混雑しますか?

💡 A: 紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)と初詣時期は非常に混雑します。早朝到着をおすすめします。

Q: ケーブルカーとロープウェイ、どちらがおすすめですか?

💡 A: 眺望を楽しむならロープウェイ、拝殿から直接行くならケーブルカーがおすすめです。

まとめ

筑波山神社は、約3,000年の歴史を持ち、山全体をご神体として祀る関東屈指のパワースポットです。

イザナギ・イザナミの夫婦神を男体山・女体山それぞれに祀る形式は日本でも珍しく、縁結び・夫婦円満のご利益で全国から参拝者が訪れます。樹齢800年の御神木、徳川家光寄進の重要文化財の拝殿、山頂からの絶景など、見どころも満載です。

ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、登山に自信がない方でも気軽に山頂の本殿まで参拝できます。「弁慶七戻り」「母の胎内くぐり」などの奇岩群は、自然が生み出したパワースポットとして人気。登山と参拝、両方の魅力を味わえるのが筑波山神社の醍醐味です。

良縁を求める方、夫婦の絆を深めたい方、人生の新たな一歩を踏み出したい方—「西の富士、東の筑波」と称された霊峰のエネルギーが、あなたの願いを力強く後押ししてくれることでしょう。

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*この記事の情報は2025年12月時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。*

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