岡山県岡山市に鎮座する最上稲荷(さいじょういなり)は、伏見稲荷大社、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つとして、年間300万人以上の参拝者が訪れる中国地方最大級のパワースポットです。正式名称は「最上稲荷山妙教寺」といい、日蓮宗の寺院でありながら神仏習合の形態を今に伝える貴重な霊場です。
境内に足を踏み入れると、まず目を引くのが高さ27.5メートルの巨大な大鳥居。その先に続く参道は、赤い幟と石灯籠が並び、独特の霊気に満ちています。本殿に祀られる最上位経王大菩薩は、商売繁盛・開運招福のご利益で知られ、特に正月には約60万人もの初詣客で賑わいます。
戦国時代には備中高松城主・清水宗治が戦勝祈願に訪れ、江戸時代には備前藩主・池田家の庇護を受けて栄えました。岡山駅から車で約20分、桃太郎伝説の地・吉備路の玄関口に位置するこの霊場で、商売繁盛と開運のご利益を授かってみませんか。
このスポットの魅力

最上稲荷の最大の特徴は、日蓮宗の寺院でありながら、神道の鳥居をくぐって参拝するという神仏習合の形態を今に伝えていることです。明治時代の神仏分離令により、多くの寺社がどちらかの形態を選ばざるを得なかった中、最上稲荷は特別な許可を得て両方の形態を維持し続けています。
創建は天平勝宝4年(752年)、報恩大師によるものと伝えられています。御本尊の最上位経王大菩薩は、インドの吉祥天がルーツとされ、福徳・財運を司る女神。白い狐を眷属として従えることから、稲荷信仰と結びつきました。1,270年以上の歴史を持つこの霊場には、時代を超えた信仰のパワーが宿っています。
最上稲荷のシンボルともいえる大鳥居は、高さ27.5メートル、柱の直径4.6メートルという日本有数の大きさを誇ります。昭和47年(1972年)に建立されたこの鳥居は、遠くからでもその姿を確認でき、参拝者の心を高揚させます。
境内には、本殿のほかにも見どころが満載。特に「縁の末社」は、縁切り・縁結びの両方のご利益があるとして人気を集めています。悪縁を断ち、良縁を結ぶパワースポットとして、恋愛成就を願う参拝者が後を絶ちません。また、「旧本殿」は室町時代の建築様式を今に伝える貴重な建造物で、岡山県の重要文化財に指定されています。
最上稲荷が位置する吉備路は、古代吉備王国の中心地として栄えた歴史ある地域。周辺には、桃太郎伝説のモデルとなった「吉備津彦命」を祀る吉備津神社や吉備津彦神社、古代の山城・鬼ノ城など、歴史スポットが点在しています。
最上稲荷と吉備路の神社仏閣を組み合わせて巡れば、1日で古代から中世、そして現代に至る日本の信仰の歴史を体感することができます。特に桃太郎伝説ゆかりの地を巡る「吉備路サイクリングロード」は、参拝と観光を兼ねた人気のコースです。
ご利益・期待できる効果

最上稲荷の最も有名なご利益は、商売繁盛・事業成功です。御本尊の最上位経王大菩薩は、財運・福徳を司る女神とされ、古くから商売人や経営者の信仰を集めてきました。毎年正月には、中国・四国地方を中心に多くの事業者が商売繁盛を祈願に訪れます。
特に「商売繁盛守」は人気のお守り。財布に入れて持ち歩くと、金運がアップするとされています。
境内にある「縁の末社」は、悪縁を断ち良縁を結ぶ珍しいご利益で知られています。まず「縁切り」で悪い縁や悪習慣を断ち切り、次に「縁結び」で新しい良縁を引き寄せるという二段階の祈願ができます。恋愛、仕事、人間関係など、あらゆる縁に関するご利益があるとされ、特に女性の参拝者に人気です。
最上稲荷は交通安全のご利益でも知られ、車のお祓いを受ける参拝者も多くいます。また、厄除けの祈祷も人気で、厄年を迎える方が厄払いに訪れます。
「起業して3年目、経営が苦しい時期に参拝しました。不思議と参拝後から取引先が増え、今では順調に成長しています。毎年のお礼参りは欠かせません」(40代男性・広島市)
「縁の末社で悪い人間関係を断ち切る祈願をしました。その後、転職して新しい職場に恵まれ、今はとても充実しています」(30代女性・岡山市)
ベストな訪問時期
4月上旬から中旬にかけては、境内の桜が見頃を迎えます。約500本のソメイヨシノが咲き誇り、大鳥居と桜のコラボレーションは最上稲荷ならではの絶景。気候も穏やかで、参拝には最適の季節です。ゴールデンウィークは混雑しますが、平日なら比較的ゆっくり参拝できます。
8月には「最上稲荷大祭」が行われ、境内が賑わいます。ただし、岡山の夏は非常に暑く、熱中症対策が必須。早朝か夕方の参拝がおすすめです。境内には木陰も多いですが、水分補給を忘れずに。
11月中旬から下旬にかけては、紅葉の季節。境内のモミジやイチョウが色づき、風情ある景色を楽しめます。気温も過ごしやすく、吉備路の観光と合わせて1日ゆっくり過ごすのに最適です。
正月三が日は、年間で最も賑わう時期。約60万人の初詣客が訪れ、参道は大混雑します。特に元日は終日行列ができるため、2日以降の参拝がおすすめ。1月中旬以降は比較的静かで、落ち着いて参拝できます。2月3日の節分会では、豆まき神事が行われます。
- 早朝(6:00〜8:00): 参拝者が少なく、静寂な境内を独り占め。清々しい空気の中での参拝は格別
- 午前中(9:00〜11:00): 授与所が開き、お守りや御朱印を受けられる
- 午後(13:00〜15:00): 門前町でのランチと合わせて参拝
- 夕方(16:00〜17:00): 西日に照らされた大鳥居が美しい
参拝・見学ガイド

最上稲荷は寺院ですが、鳥居をくぐって参拝する神仏習合の形態。参拝作法は以下の通りです:
1. 大鳥居をくぐる前に: 軽く一礼してから入場
2. 手水舎での清め: 左手→右手→口→左手の順で清めます
3. 本殿での参拝: 合掌して一礼。神社式に二拝二拍手一拝でも、寺院式に合掌のみでも、どちらでも可
4. 線香を上げる: 本殿前の香炉で線香を上げ、煙を浴びると身が清まるとされています
大鳥居
高さ27.5メートル、柱の直径4.6メートルの巨大鳥居。最上稲荷のシンボルとして、参拝者を出迎えます。
本殿(霊光殿)
御本尊・最上位経王大菩薩を祀る本殿。昭和54年(1979年)に再建された壮大な建築です。
縁の末社
縁切り・縁結びの両方のご利益がある珍しいお社。多くの参拝者が良縁を願って訪れます。
旧本殿
室町時代の建築様式を残す貴重な建造物。岡山県の重要文化財に指定されています。
奥の院・一乗寺
本殿から山道を20分ほど登った場所にある奥の院。より深い祈りを捧げたい方におすすめです。
- 御朱印: 3種類あり、各300円。書置きと直書きを選べます
- 商売繁盛守: 金運・事業成功を祈願したお守り(800円)
- 縁結び守: 良縁成就のお守り(800円)
- 縁切り守: 悪縁を断ち切るお守り(800円)
- 交通安全守: 車に飾るタイプも人気(1,000円)
スポットの基本情報
所在地: 〒701-1331 岡山県岡山市北区高松稲荷712
電車・バスでのアクセス:
- JR桃太郎線「備中高松駅」下車、タクシーで約5分
- JR岡山駅から最上稲荷行きバスで約30分、終点下車すぐ
- 岡山駅から車で約20分
車でのアクセス:
- 山陽自動車道「岡山IC」より約15分
- 岡山自動車道「岡山総社IC」より約10分
📍 基本情報
- 参拝時間: 境内自由(本殿は5:30〜16:30)
- 定休日: なし
- 拝観料: 無料
- 所要時間: 60分〜90分
- 駐車場: 有料駐車場あり(普通車500円)※正月期間は特別料金
- 公式サイト: https://www.inari.ne.jp/
- 電話番号: 086-287-3700
周辺情報

吉備津神社(車で10分)
桃太郎伝説のモデル・吉備津彦命を祀る神社。全長360メートルの回廊は必見。「鳴釜神事」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
吉備津彦神社(車で15分)
同じく吉備津彦命を祀る神社。「朝日の宮」とも呼ばれ、夏至の日には正面鳥居から朝日が差し込む神秘的な光景が見られます。
備中高松城跡(車で5分)
羽柴秀吉の水攻めで有名な城跡。清水宗治の悲劇の舞台として、歴史ファンに人気のスポット。
鬼ノ城(車で20分)
古代山城の遺跡。桃太郎伝説の「鬼」のモデルとなった場所とも言われています。
門前茶屋 さくら亭(徒歩1分)
- ジャンル: 和食・うどん
- 名物: きつねうどん(750円)、稲荷寿司セット(900円)
- 営業時間: 9:00〜16:00
- 定休日: 不定休
吉備路もてなしの館(車で10分)
- ジャンル: 郷土料理
- 名物: 吉備膳(1,500円)、桃太郎御膳(1,800円)
- 営業時間: 11:00〜14:30
- 吉備路の郷土料理を堪能できる人気店
ラーメン一久(車で15分)
- ジャンル: ラーメン
- 名物: 岡山ラーメン(750円)
- 営業時間: 11:00〜14:00、17:00〜21:00
- 地元で人気の老舗ラーメン店
カフェ桃太郎(車で10分)
- ジャンル: カフェ
- 名物: 桃パフェ(季節限定・1,200円)、きびだんごセット(600円)
- 営業時間: 10:00〜17:00
- 参拝後のひと休みに最適
お土産・特産品
- きびだんご: 岡山を代表する銘菓。桃太郎伝説にちなんだお土産
- 最上稲荷まんじゅう: 狐の焼印が押された饅頭
- 備前焼: 岡山の伝統工芸品。湯呑みや花器が人気
- 白桃: 岡山名産の高級フルーツ(夏季限定)
モデルコース
半日コース(約3時間)
9:00 最上稲荷参拝(90分)
10:30 門前町で軽食(30分)
11:00 吉備津神社参拝(60分)
1日コース(約7時間)
9:00 最上稲荷参拝(90分)
10:30 門前町でブランチ(45分)
11:30 吉備津神社参拝(60分)
12:30 吉備路もてなしの館でランチ(60分)
14:00 吉備津彦神社参拝(45分)
15:00 備中高松城跡見学(45分)
16:00 岡山市内でお土産購入
訪問者の口コミ・体験談
「商売繁盛を実感」(50代男性・広島県)
「飲食店を経営しています。毎年正月に参拝するようになってから、不思議と売上が安定するようになりました。大鳥居をくぐった瞬間、いつも背筋が伸びる思いがします」
「縁の末社で人生が変わった」(30代女性・兵庫県)
「悪い恋愛関係を断ち切りたくて、縁の末社でお参りしました。その後、本当にその関係が終わり、半年後に今の夫と出会いました。お礼参りは毎年欠かせません」
「吉備路観光と合わせて大満足」(40代男性・東京都)
「出張のついでに立ち寄りましたが、想像以上のスケールに驚きました。吉備津神社も合わせて巡り、古代のロマンを感じることができました」
よくある質問
Q: 駐車場は混雑しますか?
💡 A: 正月三が日は大変混雑し、周辺道路も渋滞します。公共交通機関の利用をおすすめします。平日は比較的スムーズに駐車できます。
Q: 御朱印はいただけますか?
💡 A: 3種類の御朱印を授与しています。書置きと直書きを選べ、各300円です。
Q: ペットの同伴は可能ですか?
💡 A: ペットを連れての参拝はご遠慮いただいております。
Q: 車椅子での参拝は可能ですか?
💡 A: 本殿周辺はバリアフリー対応しています。ただし、奥の院への道は階段があるため困難です。
Q: 参拝にかかる時間はどのくらい?
💡 A: 本殿参拝のみなら30〜40分程度。縁の末社や旧本殿も巡る場合は60〜90分を見込んでください。
まとめ
最上稲荷は、伏見稲荷大社、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つとして、1,270年以上の歴史を持つ中国地方最大級のパワースポットです。神仏習合の形態を今に伝える稀有な霊場であり、商売繁盛・縁切り縁結びのご利益で知られています。
高さ27.5メートルの大鳥居、縁の末社、室町時代の建築を残す旧本殿など、見どころは尽きません。戦国武将・清水宗治や備前藩主・池田家も崇敬したこの地には、時代を超えた信仰のパワーが宿っています。
岡山駅から車で約20分というアクセスの良さも魅力。桃太郎伝説ゆかりの吉備津神社や吉備津彦神社と合わせて巡れば、古代から現代に至る日本の信仰の歴史を1日で体感できます。
商売繁盛を願う方、良縁を求める方、悪縁を断ち切りたい方、ぜひ最上稲荷で開運のご利益を授かってください。
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