平沼神社(水天宮平沼神社)| 横浜のパワースポット完全ガイド【横浜駅徒歩圏・安産と火難除けの水天宮】

「横浜駅の近くで、ゆっくり参拝できる神社はある?」「安産祈願はどこへ行けばいい?」「水天宮って横浜にもあるの?」——そう思って検索した方へ。

結論から言うと、平沼神社(ひらぬまじんじゃ)は、横浜駅から歩いて行ける都会のど真ん中にありながら、安産・子授け・水難除けを願う人に古くから親しまれてきた「水天宮(すいてんぐう)」です。正式名称は平沼神社ですが、地元では「水天宮平沼神社」「水天宮さま」として知られています。主祭神は宇宙の中心を司る天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)安徳天皇(あんとくてんのう)。この二柱を総称して「水天宮の大神」とお祀りしています。

そして、この神社を特別にしているのが「災いをくぐり抜けてきた」歴史です。大正12年の関東大震災、そして昭和20年の横浜大空襲——周囲が猛火と瓦礫に包まれるなかで、この一角だけが奇跡的に焼け残ったと伝えられています。水を司る神が火難から街を守った、という物語が今も語り継がれているのです。

この記事では、神奈川県神社庁・横浜市西区の一次情報をもとに、ご利益、安産祈願の受け方、平沼橋駅からのアクセス、横浜観光と組み合わせるモデルコースまで、訪問前に知っておくべきすべてをまとめました。

水天宮平沼神社の拝殿
「水天宮平沼神社」の幟がはためく拝殿。横浜駅徒歩圏とは思えない、緑に包まれた静かな境内(Photo: Hiroyuki0904 / Wikimedia Commons, Public domain)

このスポットの魅力

入江に流れ着いた祠から始まった、横浜の水天宮

平沼神社の歴史は、天保10年(1839年)にさかのぼります。江戸時代後期、この一帯は「平沼新田」と呼ばれる塩田でした。新田を開拓した平沼九兵衛が、入江に流れ着いた一つの祠を新田の守護神として祀ったのが始まりと伝わります。

その祠の中には、九州・久留米の水天宮の御神札が納められていました。久留米の水天宮といえば、安産と水の神として全国に知られる総本宮。そこから、この社も「水天宮」と称され、安産・子授け・水難除けの神として横浜の人々の信仰を集めるようになりました。当初は西区西平沼町の帷子川(かたびらがわ)・元平沼橋のほとりに鎮座し、文久2年に現在地へ遷座。大正2年に拝殿が新築され、平成元年の御鎮座150年を機に本殿が改築されました。

二度の大災害を免れた「火難除け」の社

平沼神社を語るうえで欠かせないのが、二度の大災害をくぐり抜けた伝承です。

ひとつは大正12年(1923年)の関東大震災。そしてもうひとつが、昭和20年(1945年)5月29日の横浜大空襲です。横浜の市街地が一面の焦土と化したあの日、四方が猛火に包まれるなかで、この社の一角だけは奇跡的に難を免れたと伝えられています。横浜市西区の資料も、震災・戦災のなかで周辺だけが焼け残ったことに触れています。

水を司る神が火を退けた——この物語から、平沼神社は火難除け・防災の社としても信仰されるようになりました。境内には火伏せの神を祀る竈三柱神社(かまどみはしらじんじゃ)もあり、「水と火」をめぐる横浜の都市史が、この小さな境内に凝縮されています。

ご利益——「水」を軸にした幅広い守護

水天宮の大神は水と命の源を司ることから、ご利益も水と暮らしを軸に幅広く伝わります。

| ご利益 | 背景 |
|——–|——|
| 安産・子授け・初宮参り | 久留米水天宮を勧請した「水天宮」としての中心的な信仰 |
| 水難除け・海上安全・渡航安全 | 水を司る神。横浜港・海の街の文脈と深く結びつく |
| 火難除け・防災 | 関東大震災・横浜大空襲を免れた伝承、境内社・竈三柱神社の火伏 |
| 無病息災・災厄消除 | 1月5日「初水天宮」の湯立神事 |
| 商売繁盛・五穀豊穣 | 境内社・平沼稲荷神社(宇迦之御魂神) |
| 学業成就・試験合格 | 境内社・平沼天満宮 |

「水」は流れて巡り、淀みを祓い、新しい命を育むもの。新しい流れを呼び込みたい人、家庭に新しい命を願う人と相性が良いとされる神様です。

手水で心身を清める
参拝前は手水舎で手と口を清めて。水を司る神様だからこそ、この所作を大切にしたい(イメージ)

安産祈願・初宮参りの受け方

平沼神社の中心的なご利益が安産祈願です。横浜エリアで安産祈願の社を探している方には、まず候補に挙がる神社のひとつです。

  • 戌の日(いぬのひ)の安産祈願:犬がお産が軽いことにあやかり、妊娠5か月目の戌の日に安産を祈願するのが古くからの習わし。平沼神社でも戌の日の安産祈願が行われています
  • 毎月1日の月次祭(つきなみさい):毎月のお参りの節目に
  • 初宮参り・七五三:11月15日を中心とした七五三詣も受け付けています

ただし、祈祷の受付時間・初穂料・予約の要否は公式に明示がありません。戌の日は混み合うこともあるため、訪問前に必ず社務所(045-321-8895)へ電話で確認するのが確実です。お腹の大きな時期の参拝になりますので、無理のない日程と動線を組みましょう。

祈願を込めた絵馬
願い事を書いて奉納する絵馬。安産・子授けの願いを込める参拝者も多い(イメージ)

アクセス——最寄りは平沼橋駅、横浜駅からも徒歩圏

平沼神社は横浜駅のすぐ近く。複数の駅から歩いて行けるのが、都市型神社ならではの便利さです。

| 起点 | 徒歩目安 |
|——|———|
| 相鉄本線 平沼橋駅 | 徒歩約1〜3分(最寄り) |
| 京急本線 戸部駅 | 徒歩約5分 |
| 横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅 | 徒歩約9分 |
| 横浜駅(東口) | 徒歩約12〜14分 |

  • 住所:〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼2-8-20
  • 車・駐車場:境内に数台分の駐車スペースがあるとの情報もありますが台数は限られ、公式には明示されていません。横浜駅至近の市街地のため、公共交通機関の利用を強くおすすめします
  • バリアフリー:境内の段差・車椅子導線・多目的トイレの有無は公式情報が確認できませんでした。妊婦さん・ベビーカー・車椅子でのご参拝は、事前に社務所へ確認すると安心です

ベストな訪問時期・時間帯

都市部の神社のため通年お参りできますが、年中行事に合わせると体験が深まります

| 時期 | 見どころ |
|——|———|
| 1月5日 | 初水天宮・湯立(湯花)神事。無病息災・災厄消除を祈る |
| 5月5日 | 端午祭 |
| 6月30日 | 夏越大祓(なごしのおおはらえ) |
| 9月4日・5日 | 例祭。5日には神代神楽が奉納される |
| 11月15日ごろ | 七五三詣 |
| 12月31日 | 大祓・古札焼納祭・除夜祭 |

時間帯としては、横浜駅周辺の人波が落ち着く平日の午前中が、静かにお参りできる狙い目です。仕事帰りに立ち寄る地元の方も多く、夕方の境内には日常のなかの祈りの風景があります。

ユーザーセグメント別ガイド

仕事帰り・スキマ時間に参拝したい方へ

平沼橋駅から徒歩1〜3分、横浜駅からも徒歩圏という立地は、「ちょっと立ち寄る」参拝に最適です。駅前の喧騒から一歩入ると、緑に包まれた静かな境内が広がります。コンパクトなので、参拝そのものは5〜10分ほど。横浜での買い物や仕事の合間に、気持ちをリセットする場所として使えます。

写真撮影・街歩きが目的の方へ

大規模な景勝地ではありませんが、「都会のビル群を背景にした鎮守の杜」というコントラストがこの社らしい一枚になります。拝殿、鳥居、そして平沼稲荷神社などの境内社が被写体。三脚を立てる際は、参拝者の動線をふさがないよう配慮しましょう。

御朱印を集めている方へ

御朱印については情報が分かれており、現在授与されているかは公式に確認できませんでした(「授与していない」旨の掲示があったという参拝者の報告もあります)。御朱印が目的の場合は、訪問前に必ず社務所(045-321-8895)へ確認してください。近隣には戸部杉山神社などもあり、西区の寺社めぐりの一社として組み込むのもおすすめです。

周辺観光・モデルコース

平沼神社の魅力は、横浜観光のハブである横浜駅・みなとみらいへ歩いてつながること。参拝とあわせて一日を組み立てられます。

横浜・みなとみらいの風景
参拝後はみなとみらい方面へ。ランドマークタワーや観覧車まで歩いてつなげられる(イメージ)

半日モデルコース(横浜観光ついで)

“`
10:00 平沼橋駅着、水天宮平沼神社を参拝
10:30 高島町方面へ歩いてみなとみらいへ
11:00 日本丸メモリアルパーク・横浜みなと博物館
12:00 ランドマークタワー周辺でランチ
13:30 みなとみらいの商業施設・海辺を散策
“`

安産祈願・家族向けコース

“`
午前 平沼橋駅着(無理のない時間に)、安産祈願(戌の日は要事前確認)

横浜駅東口の商業施設で休憩・ランチ

体調に合わせて早めに帰宅
“`

周辺スポット

  • 横浜駅周辺:そごう・横浜ベイクォーターなど商業施設が集中。食事・カフェに困りません
  • みなとみらい21:ランドマークタワー、日本丸メモリアルパーク、観覧車コスモクロック21まで徒歩圏
  • 戸部・平沼のローカル飲食店:横浜駅の喧騒を避けたいなら、平沼橋・戸部側の落ち着いた店もおすすめ
  • 戸部杉山神社・伊勢山皇大神宮:西区の寺社めぐりに

訪問者の声

参拝サイトに寄せられた、実際の参拝者の声を紹介します(いずれも投稿者個人の主観です)。

> 「コンパクトな境内ですが、境内社もたくさんあり、よく整備されていて気持ちよくお参りできました」
> — 神社参拝記録サイト「ホトカミ」の投稿より

> 「職場から近いので、昼休みにお参りしています」
> — 神社参拝記録サイト「Omairi」の投稿より

> 「ここでお宮参りをしました。地元の水天宮さまです」
> — 神社参拝記録サイト「Omairi」の投稿より

多くの参拝者に共通するのは、①横浜駅至近とは思えない落ち着いた境内、②仕事や暮らしの導線のなかでお参りできる気軽さ、③安産・お宮参りなど人生の節目に頼れる地元の社——という声です。観光名所というより「街に根づいた氏神さま」として愛されているのが、この社の本質といえます。

注意事項

1. 公共交通の利用を:駐車場は台数が限られ、横浜駅至近の市街地のため公共交通が確実。最寄りは平沼橋駅です
2. 御朱印・授与品は要確認:御朱印の有無は情報が分かれます。目的の方は事前に社務所へ
3. 祈祷は事前確認を:安産祈願などの受付時間・初穂料・予約の要否は公式に明示がありません。電話(045-321-8895)で確認を
4. 例祭時の混雑・雨:9月4・5日の大祭は賑わいます。水にゆかりの社らしく大祭時は雨が多いとも言われ、雨具があると安心です
5. バリアフリー情報なし:境内の段差・トイレ対応は未確認。配慮が必要な方は事前確認を

よくある質問(FAQ)

Q. 「水天宮」と「平沼神社」は同じですか?
A. はい、同じ神社です。正式名称は平沼神社で、久留米の水天宮を勧請したことから「水天宮」「水天宮平沼神社」とも呼ばれます。

Q. 安産祈願はできますか?
A. 水天宮として安産・子授けの信仰が中心で、戌の日の安産祈願や初宮参りが行われています。受付時間・初穂料は公式に明示がないため、社務所(045-321-8895)に事前確認するのが確実です。

Q. 最寄り駅はどこですか?
A. 相鉄本線・平沼橋駅から徒歩1〜3分が最寄りです。京急・戸部駅から徒歩約5分、横浜駅東口からも徒歩12〜14分で歩けます。

Q. 駐車場はありますか?
A. 数台分のスペースがあるとの情報もありますが台数は限られ、公式には明示されていません。横浜駅至近の市街地のため、公共交通機関の利用をおすすめします。

Q. 御朱印はもらえますか?
A. 情報が分かれており、現在授与されているかは公式に確認できませんでした。御朱印が目的の場合は、訪問前に社務所へお問い合わせください。

Q. なぜ「火難除け」の神社と言われるのですか?
A. 関東大震災と横浜大空襲という二度の大災害で、周囲が焼けるなかこの社の一角が難を免れたと伝えられているためです。境内には火伏せの神を祀る竈三柱神社もあります。

まとめ

平沼神社(水天宮平沼神社)は、「横浜駅から歩いて行ける、安産と火難除けの水天宮」です。

入江に流れ着いた祠から始まり、関東大震災と横浜大空襲をくぐり抜けてきた——水を司る神が、横浜の街と人の暮らしを静かに見守ってきました。安産・子授けを願う家族、仕事帰りに手を合わせる地元の人、そして横浜観光の合間に立ち寄る旅行者。さまざまな人が、それぞれの祈りを持って訪れる「街の氏神さま」です。

横浜駅やみなとみらいへ歩いてつながる立地ですから、観光や買い物の一日に、少しだけ祈りの時間を組み込んでみてはいかがでしょうか。

この記事があなたの平沼神社参拝のお役に立てれば幸いです。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。御朱印・祈祷の対応、社務所の受付時間、駐車場の有無などは変動するため、訪問前に必ず社務所(045-321-8895)または公式情報でご確認ください。

主要出典

あなたと平沼神社の相性を診断

パワースポットには、人それぞれに「相性」があります。
同じ場所を訪れても、強く感じる人と、それほど感じない人がいる——
これは個人の生まれ持ったエネルギーと、スポットの性質の組み合わせによるもの。

平沼神社の「水」の力は、特に新しい流れを呼び込みたい人・家庭に新しい命を願う人と相性が良いとされますが、本当にあなたに合うかは生年月日・生まれ時間から導かれる個人エネルギーで決まります。

あなたとパワースポットの相性を無料診断する →

あなたに最適なパワースポットを知りたい方へ

無料の相性診断を試す(3分)