厳島神社 | 広島県のパワースポット完全ガイド【世界遺産・海上大鳥居・アクセス情報】

瀬戸内海に浮かぶ宮島に鎮座する厳島神社は、日本三景の一つに数えられる絶景と、平安時代の寝殿造りを今に伝える社殿で知られる世界遺産です。海上に建つ朱塗りの大鳥居は、日本を代表する風景として国内外から年間約400万人が訪れます。

創建は推古天皇元年(593年)と伝わり、1,400年以上の歴史を誇ります。平清盛が厚く崇敬し、現在の壮麗な社殿を造営したことで知られ、「安芸の宮島」として古くから信仰と観光の島として栄えてきました。満潮時には海に浮かぶように見える社殿、干潮時には大鳥居のそばまで歩いて行ける神秘的な体験は、他では味わえない特別なものです。

厳島神社の海上大鳥居

✨ このスポットの魅力

歴史と由来

厳島神社の創建は推古天皇元年(593年)、佐伯鞍職によると伝えられています。御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の宗像三女神。海上交通の守護神として、古くから瀬戸内海を行き交う人々の信仰を集めてきました。

神社が大きく発展したのは平安時代末期、平清盛の時代です。清盛は安芸守として宮島を訪れ、厳島神社を平家一門の守護神として厚く崇敬。仁安3年(1168年)に現在の社殿の原型を造営しました。「平家にあらずんば人にあらず」の時代、厳島神社は最高の権威と繁栄を誇りました。

鎌倉時代以降も武家の崇敬を受け、毛利元就は厳島の戦い(1555年)で勝利した後、社殿の修復を行いました。江戸時代には広島藩主浅野家の庇護を受け、現在に至るまで多くの参拝者を迎えています。1996年、世界文化遺産に登録されました。

建築・自然の特徴

厳島神社最大の特徴は、海上に建てられた社殿群です。平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた建築は、国宝に指定されています。本殿、拝殿、祓殿、高舞台、能舞台などが回廊で結ばれ、総延長約275mの壮大な構成となっています。

大鳥居は現在のものが8代目で、高さ約16.6m、重さ約60トン。クスノキの自然木を使用し、海底に埋められているのではなく、自重で立っています。満潮時には海中に浮かぶように見え、干潮時には歩いて近づくことができます。

背後にそびえる弥山(標高535m)は、空海が修行した霊山として知られ、原生林は天然記念物に指定されています。山頂からは瀬戸内海の多島美を一望でき、ロープウェイで気軽にアクセスできます。

このスポットの特別なポイント

厳島神社は「神の島」として、島全体が御神体とされてきました。そのため古くから島内では出産や埋葬が禁じられ、神聖さが保たれてきました。現在でも島内に墓地はなく、住民は対岸で葬儀を行います。

潮の満ち引きによって表情を変える社殿は、一日のうちでも様々な姿を見せてくれます。満潮時の「海に浮かぶ社殿」、干潮時の「大鳥居への参道」、日没時の「シルエットに染まる鳥居」と、訪れる時間によって異なる神秘的な光景に出会えます。

年間を通じて様々な神事が行われ、特に旧暦6月17日に近い日曜日に行われる「管絃祭」は、平清盛が始めたとされる海上の祭りで、雅楽の調べとともに御座船が海を渡る幻想的な光景が見られます。

厳島神社の回廊

🙏 ご利益・期待できる効果

✨ 一般的に知られているご利益

海上安全・交通安全: 宗像三女神は海の守護神。古くから船旅の安全を祈願する人々が訪れてきました。現代では交通安全全般のご利益として信仰されています。

商売繁盛・財運向上: 平清盛が崇敬した神社として、商売繁盛・財運向上のご利益で知られています。特に起業家や経営者の参拝が多いです。

必勝祈願・勝運: 毛利元就が厳島の戦いで勝利を収めたことから、勝負事や競争での勝利を願う参拝者が訪れます。

縁結び・恋愛成就: 市杵島姫命は美の女神としても知られ、良縁を求める女性の参拝が多いです。

芸能上達: 平安時代から雅楽や舞楽が奉納されてきた神社として、芸事の上達を願う人々にも人気です。

✨ このスポットの特徴的なパワー

厳島神社は「浄化」と「再生」のエネルギーに満ちた場所です。潮の満ち引きとともに海水が社殿の下を通り抜ける様子は、古いものを流し去り新しいものを迎え入れる象徴とされています。

特に大鳥居の前に立った時、多くの参拝者が「心が洗われる」「気持ちがリセットされる」と語ります。人生の転機や新しいスタートを切りたい時に訪れると、背中を押してもらえるパワースポットとして知られています。

✨ 訪れた人の声

「転職を決意した時に参拝しました。干潮時に大鳥居のそばまで歩いて行き、見上げた瞬間、不思議と迷いが消えました。今では新しい職場で充実した日々を送っています」(30代女性・東京都)

「満潮時の幻想的な風景に心を打たれました。海に浮かぶ社殿を見ていると、自分の悩みが小さく思えてきて、前向きな気持ちになれました」(40代男性・大阪府)

厳島神社の朱塗りの回廊

📅 ベストな訪問時期

春(3月〜5月)

桜の季節は境内が華やかに彩られます。4月上旬〜中旬が見頃。気温15〜22度で散策に最適。GWは大変混雑するため、平日や早朝の参拝がおすすめ。
おすすめ度: ★★★★☆

夏(6月〜8月)

「管絃祭」(7月下旬〜8月上旬)は年間最大の神事。夜の海上を御座船が渡る幻想的な光景が見られます。夏休み期間は混雑必至。気温25〜32度、暑さ対策を。
おすすめ度: ★★★★☆

秋(9月〜11月)

紅葉シーズンは11月中旬〜下旬。紅葉谷公園の約700本のもみじが美しく色づきます。気候も穏やかで参拝に最適。週末は特に混雑。
おすすめ度: ★★★★★

冬(12月〜2月)

観光客が少なく、静かに参拝できる時期。雪化粧した社殿と大鳥居は格別の美しさ。初詣は約15万人が訪れます。気温3〜10度、防寒対策を。
おすすめ度: ★★★☆☆

時間帯別のおすすめ

早朝(6:30〜8:00): 参拝者が少なく、神聖な空気の中で参拝できます。朝日に染まる社殿は格別。

満潮時: 海に浮かぶ社殿の幻想的な光景が見られます。潮汐表で確認を。

干潮時: 大鳥居のそばまで歩いて行けます。鳥居の根元で記念撮影も可能。

日没前後(17:00〜18:30): 夕日に染まる大鳥居のシルエットは絶景。カメラマンにも人気の時間帯。

⛩️ 参拝・見学ガイド

基本的な参拝作法

1. 鳥居のくぐり方: フェリーを降りてから表参道を進み、海上の大鳥居を拝んでから社殿へ向かいます。

2. 手水舎での清め方: 右手で柄杓を取り左手を清め、持ち替えて右手を清め、再度持ち替えて左手で口をすすぎ、柄杓の柄を清めます。

3. 参拝: 本殿前で二拝二拍手一拝。厳島神社では、静かに心を落ち着けてから参拝することが大切とされています。

このスポット特有のポイント

参拝ルート:
入口から回廊を進み、祓殿→高舞台→本殿→大国神社→天神社と巡ります。出口付近には能舞台があり、海上に張り出した舞台は国内唯一のものです。

御朱印情報:

  • 厳島神社御朱印(500円)
  • 受付時間: 6:30〜18:00(季節により変動)
  • 混雑時は待ち時間あり

パワースポットとして知られる場所:

  • 大鳥居前(特に干潮時に近づける)
  • 本殿前
  • 鏡の池(干潮時に現れる)
  • 弥山山頂の霊火堂(空海が灯した火が1,200年以上燃え続ける)

服装・マナー

  • 歩きやすい靴推奨(回廊は板張り、干潮時は砂浜を歩く)
  • 干潮時に大鳥居へ行く場合、濡れても良い靴で
  • 神聖な場所なので、露出の多い服装は避ける
  • 回廊での飲食・喫煙は禁止
  • 三脚を使った撮影は禁止
境内

📍 基本情報

📍 アクセス

所在地: 広島県廿日市市宮島町1-1

フェリー:

  • JR山陽本線「宮島口駅」から徒歩5分で宮島口桟橋
  • JR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船で約10分
  • 片道180円(大人)

広島市内から:

  • 広島駅から宮島口駅まで約30分(JR山陽本線)
  • 広電(路面電車)で約70分

:

  • 山陽自動車道「廿日市IC」または「大野IC」から宮島口まで約15分
  • 宮島口周辺に有料駐車場多数(1日1,000〜1,500円)
  • 島内は車両乗り入れ不可

📍 基本情報

  • 参拝時間: 6:30〜18:00(季節により変動、1月は6:30〜17:00)
  • 定休日: なし
  • 昇殿料: 大人300円、高校生200円、小中学生100円
  • 所要時間: 神社のみ約1時間、弥山込みで3〜4時間
  • 電話: 0829-44-2020
  • 公式サイト: http://www.itsukushimajinja.jp/

🗺️ 周辺情報

🍽️ 周辺の観光スポット

弥山(徒歩+ロープウェイで約30分)
標高535mの霊山。空海が修行した地として知られ、山頂の霊火堂には1,200年以上燃え続ける「消えずの火」があります。ロープウェイ往復1,840円。

紅葉谷公園(徒歩10分)
約700本のもみじが植えられた公園。紅葉シーズン(11月中旬〜下旬)は圧巻の美しさ。

大聖院(徒歩15分)
宮島最古の寺院。空海が開基したと伝わり、多くの仏像が安置されています。

豊国神社(千畳閣)(徒歩5分)
豊臣秀吉が建立を命じた大経堂。畳857枚分の広さがあることから「千畳閣」と呼ばれます。入場料100円。

🍽️ おすすめグルメ・カフェ

あなごめし うえの(表参道)

  • 宮島口の老舗、創業明治34年
  • 名物: あなごめし弁当(2,160円)、店内あなごめし(2,530円)
  • 営業: 10:00〜19:00
  • 定休日: 水曜日(祝日の場合は営業)

牡蠣屋(表参道)

  • 宮島産牡蠣の専門店
  • 名物: 焼き牡蠣(2個400円〜)、牡蠣屋定食(2,310円)
  • 営業: 10:00〜18:00
  • 定休日: 不定休

岩村もみじ屋(表参道)

  • 明治創業の老舗
  • 名物: 揚げもみじ(200円)、手焼きもみじ饅頭(120円)
  • 営業: 9:00〜18:00
  • 定休日: 不定休

sarasvati(町家通り)

  • 古民家カフェ
  • 名物: 自家焙煎コーヒー(550円)、スイーツセット(1,100円)
  • 営業: 10:00〜17:00
  • 定休日: 火・水曜日

🍽️ お土産・特産品

  • もみじ饅頭: 宮島名物、様々な味が楽しめる
  • 牡蠣加工品: オイル漬け、燻製など
  • しゃもじ: 宮島発祥、縁起物として人気
  • 宮島ビール: クラフトビール

🍽️ モデルコース

半日コース(約4時間)
10:00 宮島口からフェリーで宮島へ
10:15 表参道を散策しながら厳島神社へ
10:45 厳島神社参拝(60分)
12:00 表参道でランチ(あなごめし)
13:00 豊国神社・五重塔を見学
13:30 表参道でお土産購入
14:00 フェリーで宮島口へ

1日コース(約7時間)
9:00 宮島口からフェリーで宮島へ
9:30 厳島神社参拝(60分)
10:45 紅葉谷公園経由でロープウェイ乗り場へ
11:15 ロープウェイで弥山へ
11:30 弥山山頂散策・霊火堂参拝(90分)
13:00 ロープウェイで下山
13:30 表参道でランチ
14:30 大聖院参拝
15:30 豊国神社・表参道散策
16:30 干潮なら大鳥居のそばへ
17:00 フェリーで宮島口へ

周辺の自然

💬 訪問者の口コミ・体験談

「潮の満ち引きで二度楽しめる」(50代夫婦・神奈川県)
「朝の満潮時に参拝し、午後の干潮時に大鳥居まで歩きました。同じ場所なのに全く違う表情で、一日で二度楽しめました。干潮時に鳥居の根元を触れた時は感動しました」

「世界遺産の迫力に圧倒された」(20代女性・福岡県)
「写真で見るより実物の迫力がすごかったです。海の上に建つ社殿は本当に不思議で、平安時代からこの姿だったと思うと歴史の重みを感じました」

「弥山からの絶景も忘れずに」(40代男性・愛知県)
「厳島神社だけでなく、弥山にも登りました。山頂からの瀬戸内海の眺めは最高。消えずの火で温められたお茶をいただき、心も体も温まりました」

ペットと一緒に宮島を訪れる方へ

厳島神社の境内はペット同伴不可ですが、宮島島内にはペットと楽しめるスポットがあります。

ペット預かりサービス

宮島口周辺のペットホテル

  • フェリー乗り場周辺にペット預かり施設あり
  • 事前予約推奨(特に土日祝・観光シーズン)
  • 1時間500円〜が目安

ペット同伴可能なエリア

  • 表参道商店街: リードをつけて散策可能(店内は要確認)
  • 海岸沿いの遊歩道: 干潮時の砂浜は犬の散歩に人気
  • 紅葉谷公園の一部: 屋外エリアは散策可能

ペット連れ宮島旅行のコツ

1. 厳島神社参拝はペットを預けてから
2. 干潮時に海岸沿いを散歩
3. 表参道は人が多いため早朝か夕方がおすすめ
4. 夏場は地面が熱くなるので注意

⛩️ 車椅子・ベビーカーでの参拝

バリアフリー対応状況

フェリー

  • JR宮島フェリー・宮島松大汽船ともにバリアフリー対応
  • 車椅子スペースあり

厳島神社境内

  • 回廊は板張りで比較的平坦
  • 入口に段差あり、スタッフに声をかければサポート可能
  • 車椅子貸出: 神社入口にて無料貸出(台数限定)

注意点

  • 表参道は石畳で車椅子が押しにくい箇所あり
  • 干潮時の砂浜は車椅子での移動困難
  • 弥山ロープウェイは車椅子対応(事前連絡推奨)

ベビーカーでの参拝

  • 表参道の石畳はベビーカーがガタガタ揺れる
  • 回廊内はベビーカー移動可能
  • 抱っこ紐との併用がおすすめ
  • 授乳室: 宮島桟橋旅客ターミナル内に設置

車椅子参拝のモデルコース

1. フェリーで宮島へ(車椅子スペース利用)
2. 桟橋から表参道へ(舗装された道を選ぶ)
3. 厳島神社参拝(スタッフのサポートを受ける)
4. 表参道でランチ・お土産購入
5. フェリーで帰路

❓ よくある質問

Q: 大鳥居のそばまで歩いて行けますか?

💡 A: 干潮時のみ可能です。潮汐表で干潮時刻を確認してから訪問してください。満潮と干潮の差は約3〜4m。干潮から約2時間が歩きやすい時間帯です。

Q: 所要時間はどのくらい必要ですか?
A: 厳島神社のみなら約1時間、弥山も含めると3〜4時間、島全体をゆっくり巡るなら1日が目安です。

Q: 御朱印は混みますか?
A: 土日祝日や紅葉シーズンは30分〜1時間待ちになることも。平日や早朝の参拝がおすすめです。

Q: 雨の日でも楽しめますか?
A: 回廊は屋根があるため、雨天でも参拝可能です。雨に煙る社殿も風情があります。ただし弥山登山は滑りやすいので注意。

Q: 宮島に宿泊するメリットは?
A: 朝の静かな参拝、夜のライトアップ(不定期)、日帰り客がいない時間帯の散策が楽しめます。島内には旅館・ホテルが約30軒あります。

📝 まとめ

厳島神社は、1,400年以上の歴史と世界遺産の称号を持つ、日本を代表するパワースポットです。海上に建つ社殿と大鳥居は、平安時代の美意識と自然への畏敬の念が結晶した、唯一無二の景観を生み出しています。

潮の満ち引きによって表情を変える神社は、「浄化」と「再生」のエネルギーに満ちています。満潮時の幻想的な姿、干潮時の大鳥居への参道歩き、日没時のシルエットと、訪れる時間によって異なる感動が待っています。

広島駅から約1時間でアクセスでき、弥山登山や宮島グルメも楽しめる充実の観光地。人生の節目や新しいスタートを切りたい時、この「神の島」であなた自身の心を見つめ直してみませんか。

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