大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮は、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社として知られる日本有数の古社です。神亀2年(725年)の創建以来、約1,300年の歴史を誇り、「宇佐八幡」「宇佐八幡宮」の通称で親しまれています。伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟(そうびょう)として皇室からも篤い崇敬を受け、年間約150万人の参拝者が訪れます。
御祭神は八幡大神(応神天皇)、比売大神(ひめおおかみ)、神功皇后の三柱。八幡大神は武運の神として源氏をはじめとする武家から絶大な信仰を集め、日本の歴史を動かしてきました。奈良時代には東大寺大仏建立に際して神託を下し、国家鎮護の神としてもその地位を確立しました。
広大な境内に足を踏み入れると、まず目を引くのが朱塗りの壮麗な社殿群です。本殿は「八幡造」と呼ばれる独自の建築様式で、国宝に指定されています。樹齢約800年の大楠が茂る神域には、清浄な空気が満ち、訪れる人の心を深く癒してくれます。参拝作法も独特で、「二拝四拍手一拝」という出雲大社と同じ作法が伝わる、神秘に満ちたパワースポットです。
このスポットの魅力

宇佐神宮の創建は神亀2年(725年)、聖武天皇の勅願により八幡大神を祀ったことに始まります。八幡大神は、欽明天皇32年(571年)に宇佐の地に初めてご出現されたと伝えられ、その神威は瞬く間に日本全国へと広がりました。
奈良時代、東大寺大仏建立の際には、「われ天神地祇を率いて、必ず成し遂げさせよう」という神託を下し、国家的事業を支えました。この功績により、天平勝宝元年(749年)には東大寺に八幡神が勧請され、以後、仏教と神道が融合する「神仏習合」の中心地となりました。
平安時代には「宇佐八幡宮神託事件」で朝廷の政争に巻き込まれるなど、日本の歴史の転換点に深く関わってきました。鎌倉時代以降は、源頼朝をはじめとする武家政権から武運の神として崇敬され、八幡信仰は全国へと広がりました。現在、八幡宮は稲荷神社に次いで日本で2番目に多い神社系統となっています。
宇佐神宮の本殿は「八幡造」と呼ばれる独特の建築様式で、国宝に指定されています。前殿と後殿を「相の間」でつないだ形式は、八幡宮建築の原型となったもので、現存する八幡造の中でも最古・最大規模を誇ります。朱塗りの柱と白壁、檜皮葺の屋根が織りなす荘厳な姿は、訪れる人を圧倒します。
本殿は一之御殿(八幡大神)、二之御殿(比売大神)、三之御殿(神功皇后)の三棟が並び、いずれも国宝に指定されています。特に二之御殿に祀られる比売大神は、宇佐の地主神とされ、その正体は謎に包まれた神秘的な存在です。
境内には樹齢約800年の大楠をはじめ、約150本の楠の巨木が茂り、神聖な森を形成しています。上宮と下宮を結ぶ参道沿いには、季節の花々が咲き誇り、特に春の桜、秋の紅葉の時期は格別の美しさです。
宇佐神宮の最大の特徴は、「二拝四拍手一拝」という独特の参拝作法です。出雲大社と同様に、通常の神社の「二拝二拍手一拝」より格上の作法が伝わっており、その理由は神社の格式の高さを示すものとされています。
また、宇佐神宮には「上宮」と「下宮」があり、両方を参拝することで完全な参拝となります。「下宮を参らねば片参り」という言い伝えがあり、上宮だけでなく下宮もしっかりお参りすることが大切です。
境内の「願掛け地蔵」は、一生に一度だけ願いを叶えてくれるとされ、多くの参拝者が真剣な祈りを捧げています。また、「夫婦石」は良縁・夫婦円満のパワースポットとして人気を集めています。
ご利益・期待できる効果
宇佐神宮は三柱の御祭神それぞれが多彩なご利益をもたらします。
勝負運・仕事運向上:八幡大神は武運の神として、勝負事全般にご利益があります。試験合格、スポーツの勝利、ビジネスでの成功など、勝ちたい場面で力を授けてくれます。
縁結び・夫婦円満:比売大神と神功皇后は女性の守護神として、良縁成就、夫婦和合、安産のご利益があります。境内の「夫婦石」は特に縁結びスポットとして人気です。
厄除け・開運:国家鎮護の神として、あらゆる災厄を払い、人生に開運をもたらすとされています。
商売繁盛:八幡神は産業の神としても信仰され、事業繁栄を願う経営者の参拝も多いです。
宇佐神宮は「再生」と「新たな出発」のエネルギーに満ちた場所とされています。人生の節目、新しいことを始める時、困難を乗り越えたい時に訪れると、強い後押しを受けられると言われています。
特に上宮の本殿前は、神気が最も集中する場所とされ、静かに目を閉じて祈ると、体の芯から温かくなるような感覚を覚える人も多いです。
「会社の立て直しを図っている時に参拝しました。願掛け地蔵に一生に一度の願いを込めたところ、翌月に大口の契約が決まり、会社を救うことができました。」(50代男性・福岡県)
「結婚を控えて夫婦石にお参りしました。今年で結婚10年目ですが、夫婦仲良く過ごせているのは宇佐神宮のおかげだと思っています。」(40代女性・大分県)
ベストな訪問時期
境内に約500本の桜が咲き誇る4月上旬が特におすすめです。参道の桜並木は圧巻で、朱塗りの社殿とのコントラストが美しく映えます。気温15〜22℃で過ごしやすく、観光客も増えますが、早朝なら静かに参拝できます。 7月下旬〜8月上旬の「夏越祭」では、茅の輪くぐりで半年分の穢れを祓えます。気温30℃を超える暑さですが、境内の楠の森は木陰が多く、涼しく過ごせます。蝉時雨の中での参拝は風情があります。 10月〜11月の紅葉シーズンは境内が赤や黄に染まり、特に上宮周辺の紅葉は見事です。気温15〜20℃と最も過ごしやすい季節。10月の「仲秋祭」では伝統的な神楽が奉納されます。 参拝者が少なく、静かに参拝したい方には最適。気温5〜12℃で防寒対策は必要ですが、凛とした空気の中での参拝は格別です。正月三が日は約40万人が訪れるため、1月中旬以降がおすすめ。 早朝(6:00〜8:00):開門直後は参拝者が少なく、神聖な空気の中で参拝できます。朝霧に包まれた社殿は幻想的な美しさ。 午前中(9:00〜11:00):授与所が開き、御朱印やお守りをいただけます。参拝者も比較的少なく、ゆっくり回れます。 夕方(16:00〜17:00):西日に照らされた朱塗りの社殿が黄金色に輝き、写真撮影に最適な時間帯です。
おすすめ度:★★★★★
おすすめ度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★★
おすすめ度:★★★☆☆
参拝・見学ガイド
1. 表参道・西参道:鳥居をくぐる前に一礼。参道の端を歩きます。
2. 手水舎:
– 右手で柄杓を持ち、左手を清める
– 左手に持ち替え、右手を清める
– 再び右手に持ち、左手で水を受けて口をすすぐ
– 柄杓を立てて柄を清める
3. 拝殿での参拝(宇佐神宮独自作法):
– 賽銭を静かに入れる
– 二拝四拍手一拝(にはいしはくしゅいっぱい)
– 通常の二拍手ではなく、四回手を打ちます
推奨ルート(所要時間:約90分)
1. 表参道・大鳥居(5分):堂々たる朱塗りの大鳥居から参拝開始
2. 神橋・手水舎(5分):心身を清めます
3. 上宮・西大門(5分):国宝の楼門
4. 上宮・本殿(国宝)(15分):一之御殿→二之御殿→三之御殿の順に参拝
5. 願掛け地蔵(10分):一生に一度の願いを
6. 若宮神社(5分):摂社の中でも重要な神社
7. 下宮へ移動(10分):緑豊かな参道を歩きます
8. 下宮・本殿(10分):上宮と同じ三柱を祀る
9. 夫婦石(5分):縁結びのパワースポット
10. 授与所(10分):御朱印・お守りをいただく
御朱印:
- 初穂料:500円
- 受付時間:9:00〜16:00
- 上宮と下宮で別々の御朱印がいただけます
人気のお守り:
- 勝守(800円):勝負事全般に効果
- 縁結び守(800円):良縁を引き寄せる
- 八幡守(1,000円):八幡大神の総合的なご加護
- 安産守(800円):神功皇后のご利益
服装・持ち物
- 歩きやすい靴(境内は広く、上宮と下宮間の移動あり)
- 夏は帽子・日傘、水分補給必須
- 冬は防寒対策(境内は風が通る)
- カメラ(国宝建築の撮影に)
スポットの基本情報

所在地:大分県宇佐市南宇佐2859
車でのアクセス:
- 宇佐ICから約15分
- 別府市から約50分
- 大分市から約60分
公共交通機関:
- JR日豊本線「宇佐駅」からバスで約10分、「宇佐八幡」下車すぐ
- JR日豊本線「柳ヶ浦駅」からタクシーで約10分
駐車場:有料駐車場あり(普通車400円、約800台)
- 参拝時間:6:00〜21:00(4月〜9月)、6:00〜19:00(10月〜3月)
- 授与所:9:00〜16:00
- 定休日:なし
- 拝観料:無料(宝物館は大人300円)
- 所要時間:60〜90分
📍 問い合わせ
- 電話:0978-37-0001
- 公式サイト:https://www.usajinguu.com/
周辺情報
宇佐神宮仲見世通り(徒歩すぐ)
参道沿いに土産物店や飲食店が並ぶ門前町。宇佐名物の「宇佐からあげ」を食べ歩きできます。
昭和の町(車で20分)
豊後高田市にある昭和30年代の街並みを再現したレトロな商店街。ボンネットバスも運行しています。
国東半島(車で40分)
六郷満山文化の中心地。富貴寺、両子寺など、国宝・重要文化財の寺院が点在するパワースポットエリアです。
宇佐からあげ(仲見世通り周辺)
からあげ専門店 太閤
- 宇佐からあげ発祥の店の一つ
- おすすめ:骨なしからあげ(100g 280円)
- 営業時間:10:00〜18:00
- 定休日:火曜
からあげ専門店 村上
- 秘伝のタレが自慢
- おすすめ:手羽先からあげ(5本 500円)
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:水曜
その他のグルメ
割烹 よしの
- 地元の魚介を使った和食
- おすすめ:海鮮御膳(2,200円)
- 営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:00
- 定休日:月曜
茶房 宮の社
- 境内の休憩処
- おすすめ:抹茶セット(600円)、だんご(400円)
- 営業時間:9:00〜16:30
- 定休日:なし
お土産
- 宇佐飴:宇佐神宮名物の縁起菓子
- 宇佐からあげ(冷凍):家でも味わえる名物
- 八幡守:勝負事のお守りとして人気
- 宇佐神宮御神酒:参拝記念に
モデルコース
半日コース(約4時間)
9:00 宇佐神宮到着
9:30 上宮参拝(願掛け地蔵含む)
10:30 下宮参拝
11:00 仲見世通りで宇佐からあげランチ
12:00 お土産購入
13:00 出発
1日コース(約8時間)
9:00 宇佐神宮参拝
11:00 仲見世通りでランチ
12:30 昭和の町へ移動
13:00 昭和の町散策
15:00 国東半島・富貴寺へ移動
15:30 富貴寺参拝(国宝・大堂)
17:00 出発
訪問者の口コミ・体験談
「八幡宮の総本社の威厳」(60代男性・東京都)
「全国の八幡宮の総本社ということで、一度は参拝したいと思っていました。実際に訪れてみると、その規模と荘厳さに圧倒されました。二拝四拍手一拝という作法も新鮮で、格式の高さを感じました。」
「願掛け地蔵のご利益」(30代女性・福岡県)
「子宝に恵まれず悩んでいた時、願掛け地蔵に一生に一度の願いを込めました。半年後に妊娠が判明し、無事に出産できました。お礼参りに訪れた時は涙が止まりませんでした。」
「上宮と下宮、両方参拝してよかった」(40代カップル・大阪府)
「最初は上宮だけのつもりでしたが、『片参り』になると聞いて下宮も参拝しました。下宮は上宮より静かで、また違った雰囲気を味わえました。両方回って正解でした。」
よくある質問
Q: 参拝作法の「二拝四拍手一拝」は必須ですか?
💡 A: 宇佐神宮の正式な作法ですので、できればこの作法で参拝することをおすすめします。ただし、一般的な「二拝二拍手一拝」でも問題ありません。
Q: 上宮と下宮、どちらを先に参拝すべきですか?
💡 A: 一般的には上宮から参拝し、その後下宮を参拝します。「下宮を参らねば片参り」と言われているので、両方参拝するのがおすすめです。
Q: 駐車場は混雑しますか?
💡 A: 正月三が日と桜・紅葉シーズンの週末は混雑します。平日や早朝であれば比較的空いています。
Q: 宝物館は見る価値がありますか?
💡 A: 国宝・重要文化財の神宝が展示されており、歴史好きには必見です。所要時間は約30分です。
まとめ
宇佐神宮は、全国約44,000社の八幡宮の総本社として、約1,300年の歴史と格式を誇る日本屈指のパワースポットです。
八幡大神の武運のご利益、比売大神・神功皇后の縁結び・安産のご利益など、多彩なご神徳を授かることができます。国宝の「八幡造」本殿、樹齢800年の大楠、一生に一度の願いを叶える「願掛け地蔵」など、見どころも満載です。
「二拝四拍手一拝」という独特の参拝作法、上宮・下宮の両参りなど、宇佐神宮ならではの参拝スタイルも魅力の一つ。仲見世通りでは名物「宇佐からあげ」も楽しめ、参拝とグルメを同時に満喫できます。
人生の勝負所に立っている時、新しい一歩を踏み出したい時、困難を乗り越えたい時—八幡大神の力強いご加護が、あなたの背中を押してくれることでしょう。日本の歴史を動かしてきた神の力を、ぜひこの地で感じてください。
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*この記事の情報は2025年12月時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。*
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