斎場御嶽 | 沖縄県のパワースポット完全ガイド【世界遺産・アクセス・周辺情報】

琉球王国最高の聖地、斎場御嶽

沖縄の深い森と滝

斎場御嶽のような沖縄の神聖な森

沖縄本島南部の南城市、緑深い森の中にひっそりと佇む斎場御嶽(せーふぁうたき)。琉球王国時代、国王でさえ敬い畏れたとされるこの聖地は、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。

「御嶽(うたき)」とは琉球の信仰における聖域を意味し、その中でも斎場御嶽は最高位に位置する特別な場所です。琉球王国最高位の神女(しんじょ)である聞得大君(きこえおおきみ)の就任儀式が執り行われた、まさに琉球信仰の中心地でした。

岩の隙間から漏れる木漏れ日、足元に広がる苔むした石畳、遠くから聞こえる波の音。森に一歩足を踏み入れた瞬間、数百年の時を超えた神聖な空気に包まれます。現在も地元の人々によって大切に守られ、祈りが捧げられ続けているこの場所は、単なる観光地ではなく、今もなお「生きた聖地」として息づいています。

このスポットの魅力

琉球王国の歴史を今に伝える聖地

斎場御嶽の歴史は、琉球王国の成立以前、14世紀以前まで遡ると考えられています。琉球王国が統一された15世紀以降は、国家的な祭祀の中心地として重要な役割を果たしました。

ここで祀られているのは、琉球の創世神話に登場するアマミキヨという神様です。アマミキヨは天から降り立ち、琉球の島々を創造したとされる創世神で、斎場御嶽はその神が降臨した場所と信じられています。

特に注目すべきは、琉球王国の政治・宗教システムにおける斎場御嶽の位置づけです。琉球では「をなり神(姉妹神)」という独特の信仰があり、男性である国王の霊的な力を守護するのは女性の神女たちでした。その頂点に立つ聞得大君の就任儀式がここで行われたという事実は、この場所が持つ霊的な重要性を物語っています。

6つの聖域「イビ」を巡る神秘的な体験

亜熱帯の森の参道

深い森の中を進む参道のイメージ

斎場御嶽には、大きく分けて6つの聖域(イビ)があります。それぞれが異なる霊的な役割を持ち、参拝者は順路に従って各イビを巡っていきます。

入口から最初に出会うのが「御門口(うじょうぐち)」。聖域への入口であり、ここで心を整え、敬意を持って森の中へ進みます。石畳の参道は約300メートル、緩やかな上りと下りを繰り返しながら、深い森の中を進んでいきます。

「寄満(ゆいんち)」は最初の拝所。岩の前に小さな広場があり、多くの参拝者がここで手を合わせます。琉球石灰岩の白い岩肌と、その上を覆う深緑の植物のコントラストが印象的です。

最も有名なのが「三庫理(さんぐーい)」。巨大な琉球石灰岩が自然に形作った三角形の空間で、その奥には久高島が見えます。高さ約10メートルの岩の隙間から差し込む光と、遥か遠くに浮かぶ神の島・久高島の神秘的な眺めは、訪れる人々を言葉を失わせます。久高島は神々の住む島とされ、斎場御嶽から遥拝する形で祈りを捧げる場所でもあります。

「大庫理(うふぐーい)」は三庫理の隣にあり、同じく久高島を望む場所です。ここは雨乞いの儀式が行われた場所とも言われています。

最奥にあるのが「シキヨダユルとアマダユルの壺」。2つの壺は豊穣と生命の源を象徴し、聖なる水が湧き出ていたとされています。

そして「チョウノハナ」は斎場御嶽の最高聖域。一般の参拝者は立ち入ることができず、限られた神女のみが祈りを捧げることができる特別な場所です。

亜熱帯の自然と一体化した聖域

森の中の光

木漏れ日が差し込む神秘的な森

斎場御嶽の魅力は、建造物ではなく、自然そのものが聖域を形作っている点にあります。琉球石灰岩の巨岩、その上を覆うガジュマルやシダ植物、足元に広がる苔、そして参道を彩る亜熱帯の植物たち。

特に印象的なのが、岩の表面を覆う緑の苔と、その間から顔を出すシダ類です。沖縄の湿潤な気候がこの独特の景観を生み出しており、石と緑が一体化した様子は、まるで自然が長い時間をかけて聖域を守ってきたかのような印象を与えます。

参道には樹齢数百年と思われるガジュマルの木が何本も立ち並び、その根が岩を抱き込むように伸びています。沖縄の強い日差しを遮り、森の中は常に心地よい涼しさを保っています。

季節によっては、参道脇に咲く小さな野生の花々や、木々の間を飛び交う色鮮やかな野鳥の姿も見られます。特に早朝は、鳥のさえずりと波音だけが響く静寂の時間で、自然と一体になる感覚を味わえます。

ご利益・期待できる効果

✨ 琉球信仰における最高位の霊力

斎場御嶽は琉球王国において最も神聖な場所とされ、創世神アマミキヨの降臨地として崇められてきました。そのため、あらゆるご利益の根源となる「始まりの力」を持つとされています。

伝統的に知られているご利益としては、まず開運・厄除けがあります。新しいスタートを切る時、人生の転換期に訪れると良いとされ、古くから琉球の人々は重要な決断の前にここで祈りを捧げてきました。

縁結び・良縁成就も有名なご利益です。琉球王国時代、聞得大君を始めとする神女たちが祈りを捧げた場所であることから、女性の願いが特に届きやすいとされています。恋愛だけでなく、仕事や友人との良い縁を結ぶ力もあると言われています。

家内安全・子孫繁栄も重要なご利益の一つ。アマミキヨは琉球の島々と人々を創造した神様とされることから、生命の源、繁栄の力を授けてくれると信じられています。

また心願成就・願望達成のご利益も知られています。国家的な重要儀式が行われてきた場所であることから、真摯な願いには特に大きな力が働くと考えられています。

✨ この聖地が持つ特別なエネルギー

斎場御嶽を訪れた多くの人が口にするのが、「浄化」と「再生」のエネルギーです。

深い森の静寂の中、巨岩に囲まれた空間に立つと、心の奥深くに溜まっていた不安や雑念が洗い流されていくような感覚を覚えます。特に三庫理の岩の隙間に立ち、久高島を遠くに望む時、自分の悩みがいかに小さなものか、そして自然と歴史の大きな流れの中で生かされていることを実感する人が多いようです。

また、「新しい始まり」を後押しするエネルギーも強いとされています。創世神が降り立った場所という由緒から、何かを始める勇気、一歩を踏み出す決断力を与えてくれる場所として知られています。

✨ 訪問者が語る体験

「森に入った瞬間、空気が変わったのを感じました。重苦しかった心が軽くなり、涙が自然とあふれてきました」(30代女性・東京都)

「三庫理で久高島を見た時、『これでいいんだ』という確信が湧いてきました。1年間悩んでいた転職を決意できたのは、あの瞬間でした」(40代男性・大阪府)

「不思議と心が落ち着く場所です。沖縄旅行の際は必ず訪れるようにしています。ここに来ると自分を取り戻せる気がします」(50代女性・神奈川県)

ベストな訪問時期

春(3月〜5月)★★★★★

早朝の森

早朝の森は朝霧に包まれる

春の斎場御嶽は、最も快適に参拝できる季節です。気温は20〜25度前後で、湿度も比較的低く、森の中を歩いても心地よい涼しさを感じられます。

4月から5月にかけては新緑が美しく、参道を覆う木々が鮮やかな緑色に染まります。早朝6時頃の参拝がおすすめで、朝霧が森を包む幻想的な光景に出会えることもあります。

混雑も比較的少なく、ゴールデンウィークを除けば静かに参拝できます。ただし5月の連休期間は観光客が増えるため、平日の早朝がベストです。

この時期は沖縄の伝統的な祭祀が行われることも多く、運が良ければ地元の人々が祈りを捧げる姿を遠くから見守ることができるかもしれません(祭祀中は一般参拝は制限されます)。

夏(6月〜8月)★★★☆☆

6月は梅雨の季節。雨の日が多く、参道が滑りやすくなるため注意が必要です。ただし、雨上がりの森は苔が鮮やかな緑に輝き、独特の神秘的な雰囲気を醸し出します。

7月から8月は気温が30度を超え、湿度も非常に高くなります。日中の参拝は避け、早朝5時半~7時の開門直後、もしくは夕方16時以降が推奨されます。森の中は日陰が多いものの、参道を歩くとかなり汗をかきますので、水分補給は必須です。

夏の久高島は特に美しく、三庫理から望む海の青さは格別です。天気が良ければ、コバルトブルーの海に浮かぶ神の島の姿が鮮明に見えます。

観光シーズンのため、9時以降は混雑します。特に午前10時~14時は避けた方が良いでしょう。

秋(9月〜11月)★★★★★

秋は春と並んで斎場御嶽参拝に最適な季節です。9月はまだ暑さが残りますが、10月から11月にかけては気温が25度前後まで下がり、非常に過ごしやすくなります。

台風シーズンの9月〜10月前半は、荒天時には参拝路が閉鎖されることもありますので、事前に確認が必要です。逆に台風通過後の晴天の日は空気が澄み渡り、久高島がいつもより鮮明に見えます。

11月は沖縄でも秋の気配が感じられ、森の中を吹き抜ける風が心地よい季節です。観光客もやや減少し、静かに参拝できる日が増えます。

この時期は早朝7時頃から午前10時頃までが最も快適です。

冬(12月〜2月)★★★★☆

沖縄の冬は本土と比べれば温暖ですが、気温は15〜20度程度まで下がります。森の中はさらに涼しく感じますので、軽い上着を持参すると良いでしょう。

観光客が最も少ない季節で、静かに参拝できるのが最大のメリットです。平日であれば、三庫理を独り占めできることもあります。

12月から1月にかけては、時折冬の北風が強く吹くことがあります。久高島がくっきりと見える晴天の日も多く、冬ならではの澄んだ景色を楽しめます。

年始は地元の人々も参拝に訪れるため、やや混雑しますが、それでも本土の初詣と比べれば静かなものです。

時間帯別のおすすめ

早朝(5時半〜7時): 開門直後の静寂の中、最も神聖な雰囲気を味わえる時間帯。森の中に朝日が差し込み、神秘的な光景が広がります。人が少なく、ゆっくりと参拝できます。

午前中(7時〜10時): 比較的涼しく、光の入り方も美しい時間帯。団体ツアーが到着する前の時間を狙いましょう。

昼(10時〜15時): 最も混雑する時間帯。夏場は特に暑く、避けた方が無難です。

夕方(15時〜17時半): 午後の柔らかな光が森を照らし、午前とは違った雰囲気を味わえます。閉門時間に注意が必要です。

参拝・見学ガイド

訪問前に知っておくべき大切なこと

斎場御嶽は観光地である以前に、今も地元の人々が祈りを捧げる「生きた聖地」です。訪問の際は、神聖な場所を訪れるという敬意と謙虚な気持ちを持つことが最も重要です。

入口のチケット売り場で配布されるパンフレットには、重要な注意事項が記載されていますので、必ず目を通してください。特に「立入禁止」の表示がある場所には、絶対に入らないようにしましょう。

月経中の女性の参拝について、かつては制限がありましたが、現在は基本的に自由に参拝できます。ただし、一部の神事が行われる際には入場制限がかかることがあります。

参拝の流れとルート

受付(5分): 南城市地域物産館(がんじゅう駅・南城)の隣にある斎場御嶽の入口で、入場料300円を支払います。ここでパンフレットを受け取り、注意事項を確認します。

入口から御門口へ(5分): 駐車場から参道入口の「御門口」まで、緩やかな坂道を歩きます。この時点で心を落ち着け、聖域に入る準備をします。

参道を進む(10〜15分): 石畳の参道を、森の中を縫うように進んでいきます。道幅は狭く、一部は岩場になっているため、足元に注意が必要です。ゆっくり歩いて、周囲の自然を感じながら進みましょう。

各イビでの参拝(15〜20分):

  • 寄満では、岩の前で静かに手を合わせます
  • 三庫理では、岩の隙間から久高島を望み、心を込めて祈ります
  • 大庫理でも同様に祈りを捧げます
  • 各拝所では、他の参拝者の邪魔にならないよう、譲り合いの精神で

復路(10分): 来た道を戻ります。参道は一方通行ではありませんので、すれ違う人には道を譲り合いましょう。

全体の所要時間は、ゆっくり参拝して40〜50分程度です。

参拝時の作法とマナー

琉球の御嶽には、神社やお寺とは異なる独自の作法があります。

基本的な姿勢:

  • 手を合わせる際は、胸の前で静かに合掌します
  • 拍手は打ちません(神社とは異なります)
  • 心の中で願いを唱えるか、静かに祈ります
  • 祈りが終わったら、一礼して次へ進みます

写真撮影について:

  • 参道や三庫理の景観は撮影可能です
  • ただし、祈りを捧げている人を撮影するのは厳禁
  • 「撮影禁止」の表示がある場所では、必ず守りましょう
  • SNS投稿の際も、節度ある内容を心がけてください

その他のマナー:

  • 大声で話さない(特に拝所では静かに)
  • 岩に登ったり、植物を採取したりしない
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 喫煙・飲食は指定場所以外では禁止
  • ペット同伴不可

服装と持ち物

推奨される服装:

  • 歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズ(ヒールや革靴は不可)
  • 動きやすい服装(過度な露出は避ける)
  • 帽子(夏場は特に必須)
  • 日焼け止め対策

避けるべき服装:

  • サンダル、ビーチサンダル(岩場で滑る危険性)
  • ミニスカート、短パン(参道には蚊も多い)
  • 華美な装飾品

持参すると便利なもの:

  • 飲料水(特に夏場は必須)
  • タオル(汗拭き用)
  • 虫除けスプレー(夏場)
  • 雨具(折りたたみ傘またはレインコート)
  • ビニール袋(雨で濡れたものを入れる用)

スポットの基本情報

📍 アクセス

所在地: 〒901-1511 沖縄県南城市知念字久手堅539

車でのアクセス:

  • 那覇空港から車で約50分
  • 沖縄自動車道「南風原南IC」から約30分
  • 国道331号線を経由し、案内標識に従って進みます
  • カーナビ設定: 「斎場御嶽」または「がんじゅう駅・南城」で検索

バスでのアクセス:

  • 那覇バスターミナルから東陽バス38番「志喜屋線」で約60分
  • 「斎場御嶽入口」バス停下車、徒歩約5分
  • バスは本数が少ないため、事前に時刻表の確認が必須

タクシー:

  • 那覇市内から約50分、料金は約5,000〜7,000円程度
  • 那覇空港から約50分、料金は約6,000〜8,000円程度

📍 基本情報

参拝時間:

  • 3月〜10月: 9:00〜18:00(最終入場17:30)
  • 11月〜2月: 9:00〜17:30(最終入場17:00)
  • ※旧暦行事や悪天候時は入場制限または休館あり

定休日: なし(ただし旧暦の重要な祭祀日は入場制限)

入場料:

  • 大人: 300円
  • 小中学生: 150円
  • 小学生未満: 無料

所要時間:

  • 標準コース: 40〜50分
  • じっくり参拝: 60〜90分

駐車場:

  • がんじゅう駅・南城の無料駐車場を利用(約50台)
  • 混雑時は満車になることもあるため、早めの到着が推奨されます
  • 大型バス専用駐車場もあり

お問い合わせ:

  • 南城市教育委員会文化課: 098-917-5387
  • 南城市観光協会: 098-948-4660

公式サイト: 南城市公式観光サイト「南城なび」にて情報掲載

御朱印: なし(琉球の御嶽には御朱印の習慣はありません)

バリアフリー情報: 参道は自然のままの岩場が多く、車椅子での参拝は困難です。がんじゅう駅・南城の物産館から入口までは舗装されていますが、参道内は階段や段差が多数あります。

周辺情報

周辺の観光スポット

緑豊かな自然

沖縄の豊かな自然

久高島(車+船で約30分):
斎場御嶽から遥拝する神の島。知念安座真港からフェリーで約20分。琉球開闢の神話が残る島で、徒歩やレンタサイクルで2〜3時間で一周できます。透明度の高い海と、時間がゆっくり流れる島の雰囲気が魅力です。

ニライカナイ橋(車で15分):
全長1.2kmの展望橋。高台から見下ろすエメラルドグリーンの海は絶景です。橋の上部にある展望台からの眺めは、沖縄屈指の写真スポットとして有名。

知念岬公園(車で10分):
太平洋を一望できる絶景スポット。天気が良ければ久高島や、遠くにコマカ島も望めます。芝生の広場があり、のんびり過ごすのに最適。入場無料。

おきなわワールド(車で20分):
玉泉洞という鍾乳洞、琉球王国城下町、ハブ博物公園などが集まったテーマパーク。所要時間2〜3時間。特に全長5kmの玉泉洞は見応え十分。

あざまサンサンビーチ(車で10分):
南城市の美しいビーチ。斎場御嶽参拝後に海を眺めてリフレッシュするのにおすすめ。遊泳期間は4月〜10月。シャワー・更衣室完備。

おすすめグルメ・カフェ

浜辺の茶屋(車で12分):
海を目の前にした絶景カフェ。満潮時は波が目の前まで迫り、まるで海の上にいるような不思議な感覚。ランチプレート(1,400円前後)やタコライス(1,200円)が人気。予約推奨。営業時間10:00〜20:00、月曜定休。

カフェくるくま(車で5分):
高台にある絶景タイカフェ。太平洋を一望できるテラス席が人気。タイカレー(1,400円)、グリーンカレー(1,500円)、トムヤムクンヌードル(1,300円)など本格的なタイ料理が楽しめます。営業時間10:00〜19:00、無休。

山の茶屋・楽水(車で10分):
古民家を改装した隠れ家的カフェ。ガーデンテラスからの眺めが素晴らしく、琉球料理を現代風にアレンジしたランチセット(1,600円)が人気。ゆったりとした時間を過ごせます。営業時間11:00〜18:00、木曜定休。

海鮮食堂 浜の家(車で15分):
地元の海鮮料理が味わえる食堂。アーサ汁定食(900円)、刺身定食(1,400円)、海ぶどう丼(1,200円)など、新鮮な海の幸を手頃な価格で。営業時間11:00〜15:00、18:00〜21:00、水曜定休。

Cafeやぶさち(車で8分):
古民家カフェ。沖縄そば(850円)、タコライス(950円)、自家製ケーキ(500円)などが楽しめます。落ち着いた雰囲気で、参拝後の休憩に最適。営業時間11:00〜18:00、不定休。

お土産・特産品

がんじゅう駅・南城(徒歩1分):
斎場御嶽の入口横にある物産館。南城市の特産品が揃います。琉球ガラス、やちむん(沖縄の焼き物)、黒糖、海ぶどう、もずくなどが購入できます。参拝の前後に立ち寄りやすい立地。

ちんすこう: 沖縄定番のお菓子。南城市産の材料を使った特別なちんすこうも。

海ぶどう: 南城市近海で採れる新鮮な海ぶどう。プチプチの食感が楽しめます。

黒糖: 沖縄産のサトウキビから作る純黒糖。ミネラル豊富で健康にも良いとされています。

宿泊施設

ユインチホテル南城(車で10分):
南城市内の高台に立つリゾートホテル。オーシャンビューの客室からは太平洋が一望できます。天然温泉「猿人の湯」も併設。1泊2食付き15,000円〜。

百名伽藍(車で10分):
全室オーシャンビューの高級リゾート。目の前に広がる太平洋の絶景と、上質なおもてなしが魅力。1泊2食付き40,000円〜。記念日や特別な旅行におすすめ。

民宿・ゲストハウス:
南城市内には小規模な民宿やゲストハウスも点在。素泊まり3,000円〜5,000円程度で宿泊でき、地元の人との交流も楽しめます。

モデルコース

半日コース(所要時間:約4時間)

8:00 那覇市内を出発
8:50 斎場御嶽到着・参拝(50分)
9:50 がんじゅう駅・南城でお土産購入(20分)
10:20 カフェくるくまでランチ&絶景を楽しむ(80分)
11:40 知念岬公園で絶景撮影(20分)
12:00 那覇へ戻る

1日コース(所要時間:約8時間)

8:00 那覇市内を出発
8:50 斎場御嶽到着・参拝(60分)
10:00 知念岬公園(30分)
10:40 浜辺の茶屋でランチ(90分)
12:20 知念安座真港へ移動、フェリーで久高島へ(片道25分)
13:00 久高島散策(レンタサイクル利用、3時間)
16:00 フェリーで本島へ戻る
16:30 あざまサンサンビーチで夕日を眺める(30分)
17:00 那覇へ戻る

訪問者の口コミ・体験談

「本土の神社とは全く違う、独特の神聖さがあります。三庫理から久高島を見た瞬間、涙が溢れました。言葉では説明できない何かを感じる場所でした」(45歳・女性・千葉県)

「早朝6時に訪問。まだ人がほとんどおらず、森の静けさと鳥のさえずりだけが響いていました。こんなに心が洗われる体験は初めてです。沖縄旅行で一番印象に残りました」(32歳・男性・埼玉県)

「世界遺産ですが、派手な看板も土産物店もなく、本当に大切に守られている場所だと感じました。地元の方が祈りを捧げる姿を見て、観光地である前に聖地なんだと実感しました」(50歳・女性・福岡県)

「足場が悪いので、歩きやすい靴は必須です。夏に行きましたが森の中は涼しく、思ったより快適でした。ただ虫除けは持って行った方が良いですね」(28歳・女性・東京都)

よくある質問

Q1: 所要時間はどのくらいですか?

💡 A: 標準的な参拝で40〜50分程度です。写真を撮ったり、じっくり各拝所で祈りを捧げたりする場合は60〜90分見ておくと良いでしょう。がんじゅう駅での買い物時間も考慮してください。

Q2: 雨の日でも参拝できますか?

💡 A: 小雨程度なら参拝可能ですが、大雨や台風時は参道が閉鎖されることがあります。足元が滑りやすくなるため、雨具と滑りにくい靴が必須です。事前に電話で確認することをおすすめします。

Q3: 小さい子供連れでも大丈夫ですか?

💡 A: 参道には階段や段差が多く、ベビーカーは使用できません。小さなお子様は抱っこ紐での参拝が推奨されます。足元が不安定な場所もあるため、歩けるお子様の場合は手をつないで注意深く進んでください。

Q4: 御朱印はもらえますか?

💡 A: いいえ。斎場御嶽は琉球の御嶽(聖地)であり、神社やお寺とは異なるため、御朱印の習慣はありません。

Q5: 写真撮影は可能ですか?

💡 A: 基本的に撮影可能です。ただし、「撮影禁止」の表示がある場所や、祈りを捧げている人を撮影することは厳禁です。SNS投稿の際も、聖地としての敬意を忘れずに。

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